効果が期待できる症状
カンジダ膣炎などのカンジダ症、カンジダ属に起因する腟炎及び外陰腟炎、クリプトコックス症、真菌血症、呼吸器真菌症、消化管真菌症、尿路真菌症、真菌髄膜炎、造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防

スポラノックスは性器カンジダ症や水虫治療の薬

スポラノックス（Sporanox）100mgは、安心・安価な世界のジェネリック薬品がおすすめする飲んで治す真菌症の薬です。性器カンジダをはじめ、食道、口腔カンジダ、呼吸器真菌症、消化器真菌症などの治療効果が期待できます。従来の抗真菌剤に多かった「副作用が多く、再発しやすい」という欠点を改善した薬で、効力とともに安全性も高くなっています。

スポラノックス（Sporanox）100mgの主成分イトラコナゾールは、真菌を包む細胞膜の生合成を阻害することにより、真菌を死滅させる作用があります。特に塗り薬で治りにくい爪の水虫などの治療に使用されています。呼吸器真菌症や消化器真菌症などにも効果が期待できます。性器、食道、口腔などのカンジダ菌感染症などの治療にも使用されています。

スポラノックス（Sporanox）100mgは、アメリカのジョンソン＆ジョンソン製薬部門のヤンセン・シラグ社が製造・販売しています。日本ではヤンセン・ファーマがイトリゾールカプセルとして販売している真菌症治療薬です。

こんな人におすすめです

●足、手の指先が、水虫でじくじくする
●足や手の指に湿疹ができて、かゆい
●陰部に、かゆみや湿疹がみられる
●できれば自宅で治したい

真菌の細胞で人と違うところは、エルゴステロールを主成分とする植物性細胞膜をもっている点です。スポラノックス（Sporanox）100mgは、そのエルゴステロールの生合成を阻害し、真菌の発育を抑制または阻止することにより、殺菌的に抗真菌作用を発揮します。効き目がよく副作用も比較的少ないことから、皮膚真菌症の治療に広く使われています。

性器カンジダ症も水虫も人に知られたくない病気です。特に性器カンジダ症は性交時に相手にうつることもあるので、内緒で早期に治したいという人も多いはず。自宅で手軽に自分で治療できるスポラノックス（Sporanox）100mgは、他の抗真菌薬より早く効果がでると、多くの支持を得ています。

スポラノックス（Sporanox）100mgの使用方法

●通常、成人は1回1錠（主成分として50～100mg）を1日1回食直後に服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日最高用量は200mgとされています。
●飲み忘れた場合は、気づいた時に1回分を飲んでください。ただし、次に通常服用する時間が近い場合は飲まずに、次の服用時間から1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
●服用するときは、十分な水（コップ1杯以上の水）で飲んでください。
※いずれも、必ず指示された服用方法に従ってください。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

水虫、カンジダなどの原因菌は、空中に普通に存在する菌です。感染・発症を防ぐためには、日ごろから免疫力を高めておくことが大切です。また、皮膚から出る皮脂は、カンジダや水虫などの原因菌の大好物なので、身につけるものや身体などは、常に清潔を心がけておきましょう。

使用上の注意と副作用について

主な副作用として、胃不快感、吐き気、発疹、腹痛、鼓腸放屁（腸にガスがたまって張る）、下痢、低カリウム血症（体がだるいなど）などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

使用中に、抗アレルギー剤のテルフェナジン製剤、催眠鎮静剤のトリアゾラム製剤、脂質代謝改善剤のシンバスタチン製剤、免疫抑制剤のシクロスポリン製剤、強心剤のジゴキシン製剤、カルシウム拮抗剤のニフェジピン製剤、ピモジド製剤、酒石酸エルゴタミン配合製剤、メシル酸ジヒドロエルゴタミン製剤、勃起不全治療剤の塩酸バルデナフィル水和物製剤などを併用すると副作用がおこりやすくなります。

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。