効果が期待できる症状
カンジダ膣炎などのカンジダ症、カンジダ属に起因する腟炎及び外陰腟炎、クリプトコッカス症、真菌血症、呼吸器真菌症、消化管真菌症、尿路真菌症、真菌髄膜炎、造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防
カンジダ膣炎治療薬
ダイフルカンのジェネリック薬
フォルカン（Forcan）200mgの主成分は、ダイフルカンと同じフルコナゾールで、真菌を殺菌する坑真菌薬です。真菌細胞膜を構成する成分エルゴステロールの生合成を阻害することで真菌を殺菌します。消化器真菌症や呼吸器真菌症などの治療に用います。また、カンジダとクリプトコッカスに特に有効な成分です。
フォルカンの先発薬「ダイフルカン」は、日本では抗真菌薬としてファイザーから発売されています。性感染症のカンジダ膣炎に対する治療薬としてFDA（アメリカ食品医薬品局）が認可した副作用も少ない安全な薬です。
主成分のフルコナゾールは、抗真菌薬でありながら副産物として性器の潤いを保つ働きがあるため、アメリカでは女性版バイアグラと呼ばれナイトライフ薬として利用する女性も多いようです。
効果的なフォルカン（Forcan）200mgの使用方法
カンジタ症の場合、フォルカン（Forcan）200mgを1日1回・50～100mg経口服用します。クリプトコッカス症、アスペルギルス症の場合は、1日1回・50～200mg（重症の場合、1日400mgまで増量）を服用します。
フォルカンの服用方法は、必ず医師の指示に従ってください。
指示された期間続けることが大切です。症状によってはかなり長めになります。自分だけの判断で止めてしまうと、再発したり治りにくくなります。
使用上の注意と副作用について
他の薬剤と併用した際の副作用が多いので、服用には注意が必要です。
特にハルシオン（トリアゾラム）との併用は、トリアゾラムの血中濃度が上昇し、作用増強・時間延長などの可能性があるので絶対に避けてください。
また、有効成分のエルゴタミンについても血中濃度が上昇することにより、血管収縮等の副作用を引き起こす可能性がありますので注意が必要です。
併用注意として挙げられる薬剤は大変多く、有効成分で言えば、ワルファリン・シクロスポリン・フェイトニン・グリベンクラミド・ナテグリニド・リトナビル・ サキナビル・ミダゾラム・ジアゼパム・テオフィリンなど、多くは代謝阻害による血中濃度が上昇するとして注意喚起されています。
また、赤ちゃんの発育に悪い影響をおよぼすおそれがありますから、妊娠中の服用は避けましょう。
腎臓病、肝臓病、心臓病、電解質異常、高齢の人などは服用には注意が必要です。医師の指示に従って服用するようにおすすめします。
副作用は少ないほうですがまれに、吐き気や腹痛、下痢、発疹などがみられるようです。発疹がひどくなるようでしたら、いったん中止し受診してください。
※副作用および使用上の注意はここに記載の限りではありません。
フォルカン（Forcan）200mgの詳細
有効成分：Fluconazole（フルコナゾール）200mg
内容量：4錠
メーカー：CIPLA（シプラ）
販売価格：BESTケンコー価格 24.90 2,980円
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