効果が期待できる症状
末梢性神経障害性疼痛　線維筋痛症　腰痛症　慢性的肩こり　関節痛　有痛性糖尿病性神経障害　三叉神経痛　椎間板ヘルニア痛　帯状疱疹後神経痛　

リリカ75mgはビリビリ、ピリピリとする
神経障害性疼痛を緩和します

リリカ(LYRICA)75mgは、安心・安価な世界のジェネリック薬品がおすすめする神経障害性疼痛や慢性的肩こり、腰痛、関節痛に適用される緩和鎮痛薬です。神経障害性疼痛は神経の障害や損傷による痛みによるもので、その人による障害部位の違いから中枢性と末梢性に大別されます。

中枢性と言われるものは、脳卒中後疼痛、脊髄損傷後疼痛、椎間板ヘルニアや頚椎症の痛みなど脳や脊髄に起因するものが代表的です。それら以外の末梢性のものが末梢性神経障害性疼痛と言われるものになります。その例とし、帯状疱疹後に残る帯状疱疹後神経痛、糖尿病にともなう有痛性糖尿病性神経障害、顔面に痛みが走る三叉神経痛などがあげられます。

日本では、脳卒中後疼痛、脊髄損傷後疼痛、椎間板ヘルニア、頚椎症から帯状疱疹のあとに残る帯状疱疹後神経痛、糖尿病にともなう有痛性糖尿病性神経障害、顔面に痛みが走る三叉神経痛などに「リリカ」が処方されています。

一般的な鎮痛・消炎剤のロキソニンやボルタレンなどは、痛みを感じた時に服用をしますが、リリカ(LYRICA)75mgの主成分プレガバリンは脳に痛みを伝えるグルタミンなど、興奮した神経伝達物質の過剰放出を低下させることで作用するので、一過性の痛みに対しての効果は発揮しません。いわゆる神経痛に有効な特殊な鎮痛薬です。

ヒリヒリと焼け付くような痛み、ピリッと電気が走るような痛み、しびれるような痛み、ズキズキする痛み、締め付けられるような痛みなどのに効果が期待できます。中枢性と末梢性をふくめ神経障害性疼痛に広く適応するほか、線維筋痛症に対する有効性も示されています。

効果的なリリカ(LYRICA)75mgの使用方法

■神経障害性疼痛の場合
通常、成人は初期用量としてプレガバリン1日150mgを1日2回に分けて経口服用し、その後1週間以上かけて1日用量として300mgまで漸増することができます。なお、年齢、症状により適宜増減いたしますが、1日最高用量は600mgを超えない範囲とし、いずれも1日2回に分けて経口服用するようにします。

■線維筋痛症に伴う疼痛の場合
通常、成人には初期用量としてプレガバリン1日150mgを1日2回に分けて経口投与し、その後1週間以上かけて1日用量として300mgまで漸増することができます。また、その後は300～450mgで維持するようにします。なお、年齢、症状により適宜増減しますが、1日最高用量は450mgを超えないこととし、いずれも1日2回に分けて経口投与するようにします。

※薬の使用にあたって、医師の指導を受けられることを推奨しています。

使用上の注意と副作用について

●腎臓の悪い人は薬の排泄が遅れがちです。そのため、少量で開始するなど服用量や服用間隔に配慮が必要です。
●心不全など心臓病をもっている人は、病状の悪化に注意してください。
●安定薬など精神・神経系を抑制する薬と飲み合わせると眠気などの副作用が出やすくなります。同様に、モルヒネの部類の鎮痛薬との併用にも注意が必要です。
●高血圧治療薬のACE阻害薬と併用した場合、血管浮腫の発現頻度が高まるおそれがあります。
●飲酒は控えてください。アルコールとの飲み合わせにより、眠気やめまい、ふらつきなどを起こしやすくなります。
●医師の指示どおりにお飲みください。ふつう、少量から開始し、効果や副作用をチェックしながら１週間以上かけて増量していきます。したがって､十分な効果がでるまで少し時間を要することがあります。
●授乳は避けてください。相当量の薬が母乳中への移行することが確かめられています。

副作用としては、いちばん多いのは眠気です。めまいやふらつきもかなりの頻度でみられます。高齢の人では、それらの症状から転倒や転落事故につながるおそれがあります。実際に骨折に至った例も報告されているようです。症状が強い場合は、早めに受診し医師とよく話し合ってください。

眼障害も特異な副作用の１つです。物がかすんで見える、二重に見える、視力が落ちるといった症状です。長期大量服用時に発現しやすいようですので、気になるときは医師と相談してください。

人によっては浮腫（むくみ）を生じたり、体重が増えてくることがあります。とくに、もともと心臓の悪い人では、うっ血性心不全のサインとして発現する可能性があります。ほかにも、低血糖や肝機能障害、劇症肝炎などが報告されています。これらの頻度はきわめでまれですが、なにか普段と違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。

※副作用および使用上の注意はここに記載の限りではありません。
※服用する際には、説明書をよくお読みになってください。
※薬の服用にあたって、医師の指導を受けられることを推奨しています。