効果が期待できる症状
関節炎　痛風　腎結石　尿路結石　片頭痛　手術後　外傷　生理痛　歯痛　腰痛　筋肉痛

ボルタレン25mgは関節炎、痛風、腎結石、
尿路結石、片頭痛などの鎮痛に

ボルタレン(Voltaren)25mgは、安心・安価な世界のジェネリック薬品がおすすめする非ステロイド性抗炎症薬（NSAIDs）の鎮痛・解熱剤です。

日本では、ナトリウム塩のジクロフェナクナトリウム（ Diclofenac sodium）を成分としたノバルティス社の「ボルタレン」などが処方薬として販売されています。

成分のジクロフェナクは、関節炎、痛風、腎結石、尿路結石、片頭痛などの鎮痛目的で使用されています。さらに、小規模から中規模な手術後や、外傷、生理痛、歯痛、腰痛、筋肉痛を和らげるためにも内科や整形外科などで処方されている鎮痛・解熱剤です。

ボルタレン(Voltaren)25mgは、シクロオキシゲナーゼ（COX）を阻害することによってプロスタグランジン合成を抑制するため、解熱・鎮痛効果があると考えられていますが、胃の上皮でも同様の作用がおこるため、胃酸によって胃炎や消化性潰瘍を引き起こす可能性があるので長期の服用には注意が必要です。
また、ジクロフェナクは癌による慢性痛や炎症の抑制にも用いられていて、乳癌の骨転移の鎮痛に対して良好な効果があり、オピオイドより優れていることがわかったという報告もあります。

ボルタレン(Voltaren)25mgを製造・販売するノバルティス社は、スイス・バーゼルに本拠地を置く、国際的な製薬・バイオテクノロジー企業。チバガイギー社とサンド社という、スイスを拠点とする製薬会社2社の合併によって1996年に設立され、主に、研究部門、医療製品の開発部門、製造及びマーケティング部門の3部門で構成されており、医療用医薬品や医療機器の他、薬店で販売される一般用医薬品、動物用医薬品、健康食品、コンタクトレンズなども取り扱っています。

ボルタレン(Voltaren)25mgの使用方法

●関節リウマチ、変形性関節症、変形性脊椎症、腰痛症、腱鞘炎、頸肩腕症候群、神経痛、後陣痛、骨盤内炎症、月経困難症、膀胱炎、前眼部炎症、歯痛、手術後並びに抜歯後の鎮痛・消炎に対しては、通常、成人はジクロフェナクナトリウムとして１日量75～100mgとし原則３回に分け経口服用します。頓用する場合には25～50mg（1～2錠）とする。

●急性上気道炎（急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む）に対しては、通常、成人はジクロフェナクナトリウムとして１回量25～50mgを頓用する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、原則として１日２回まで１日最大100mgを限度とします。
※空腹時の服用は避け、毎食後に服用することが望ましい。
※使用する際には、説明書をよくお読みになってください。
※薬の使用にあたって、医師の指導を受けられることを推奨しています。

ボルタレン(Voltaren)25mgの使用上の注意と副作用について

主な副作用として報告されているのが、胃痛・腹痛、吐き気、吐く、食欲不振、口内炎、発疹、じんま疹、むくみ、肝臓や腎臓の働きが落ちるなど。

●もっとも多い副作用は胃腸症状です。重症化することはまれですが、胃潰瘍など消化性潰瘍にも念のため注意が必要です。とくに高齢の人、あるいは服用が長期になるときは気をつけてください。
●人によっては発疹ができたり、喘息発作を起こすおそれがあります。アレルギー体質の人や、もともと喘息のある人は注意してください。
●、腎臓や肝臓の働きが悪くなったり、血液に異常があらわれることがあります。リウマチなどで長期に服用する場合は、定期的に肝機能や腎臓の検査、また胃の検診を受けることをおすすめします。
※肩こりや腰痛、外傷などで使用している場合、漫然と続けず痛みの程度により減量や中止を考慮する必要があります。症状がよくなったら、継続の可否についても医師とよく相談してください。
※関節リウマチでは、よい効果がでるまでに２～４週間くらいかかることがあります。指示された期間続けるようにしてください。

※副作用および使用上の注意はここに記載の限りではありません。
※服用する際には、説明書をよくお読みになってください。
※薬の服用にあたって、医師の指導を受けられることを推奨しています。