効果が期待できる症状
美白　シミ　シワ　ニキビ治療

レチンA0.05％はアメリカで人気の
美白・シミ・ニキビ治療薬です

レチンA(Retin-A)0.05%は、安心・安価な世界のジェネリック薬品がおすすめする美白治療薬です。ジョンソン＆ジョンソン社の製薬部門ヤンセンシラグ(Janssen Cilag Ltd)が製造・販売するシミ・美白・ニキビ治療薬です。

レチンA(Retin-A)0.05%の成分トレチノイン（オールトランスレチノイン酸）は、ビタミンA（レチノール）誘導体の一種で、生理活性はビタミンAの50〜100倍もあります。このトレチノインは人間の血液中にごく微量ですが含まれています。なので抗原抗体反応を起こしたり、アレルギー反応を起こすことはほとんどありません。

アメリカではニキビ治療薬として開発され、その後シワや美白効果が得られることから若返りの薬として人気が高く、厳しい基準のFDAも認可している成分ですが、日本では残念ながら認可されていません。

ニキビは皮脂線の機能が亢進するとともに、毛孔の入り口に角質が異常に厚くなって蓋をしてしまうことで起こります。レチンA(Retin-A)0.05%は、皮脂腺を萎縮させ、皮脂腺の機能を低下させます。さらに、毛穴に蓋をしている角質（角栓）をはがれやすくすることでニキビを治す働きが期待できます。トレチノインを始めとするレチノイド（ビタミンAの誘導体の総称）は、欧米ではニキビ治療の第一選択薬といわれるほど人気がある薬です。

個人差はありますが、レチンA塗布後、数日以内に皮膚表面の角質の著しい剥離が始まります。これを繰り返すことで、皮膚が徐々に生まれ変わり、シミ、シワやニキビが改善するとされています。ニキビ跡は最初の段階は炎症後色素沈着です。これは、トレチノインが非常に有効ですので、黒いニキビ跡にはレチンAでの効果が期待できます。

ただ、いきなり高濃度のものを塗布すると、体質によっては皮膚への刺激が強すぎ、かえってソバカス等のシミを増やすこともあるので注意が必要です。また、レチンA使用中は、肌のバリア機能が低下するため、日中は高SPFのサンスクリーンの使用が必須になります。

効果的なレチンA(Retin-A)0.05%の使用方法

●1日2回朝と夜、もしくは1日1回夜に使用します。開封後は冷蔵庫で保管してください。
●最初に洗顔をします。石鹸は良く泡立て、強くこすらないように洗眼します。
●適度な保水成分を含み、刺激の少ない化粧水で気になる部分に使用します。
●さらに、ビタミンCローションを使用します。
●レチンAを患部に広く薄く塗布します。目や口の近くは避けましょう。
●医師の指示がある場合は、患部にAHA（フルーツ酸）ジェルなどを塗布します。
※朝は必ず日焼け止めクリームを使用してください。※お化粧することは特に問題ありません。※夜はナイトクリームなどを使用してもかまいません。
※医師の指示により必要に応じて、ビタミン剤、抗生物質や抗アンドロゲン剤などの内服・外用を並行して行なってください。
※使用する際には、説明書をよくお読みになってください。
※薬の使用にあたって、医師の指導を受けられることを推奨しています。

使用すると数日後に、塗ったところとその周辺の皮膚がポロポロとむけ赤くなってきます。顔を洗うときも、ヒリヒリすることがあります。この反応は、トレチノイン治療には必ず伴う反応なのであまり驚かないように。使用を中止すれば、徐々に回復します。皮は無理にむかず、自然にはがれるのを待ってください。

レチンA(Retin-A)0.05%の使用上の注意と副作用について

レチンA(Retin-A)0.05%を使用すると反応性皮膚炎が起こります。クリームを塗った部分や周辺が赤くなったり、ぽろぽろと角質が取れてきます。このような反応はアレルギー反応して起こっているわけではありません。薬が効いていることのひとつの目安ですが、肌質や塗る容量によって反応が強くなることもあります。刺激や赤みが強いときは、すぐに医師に相談してください。
※トレチノインは分解が早いため1ケ月程度を目安にお使いください。古くなったトレチノインは使用しないでください。
※妊娠中や授乳中の方は使用しないでください。
※副作用および使用上の注意はここに記載の限りではありません。